坐禅について

曹洞宗、あるいは禅宗の「教義そのもの」になっているのがこの「坐禅」です。
そこではどんなに参加者が多くても、悲しいかな。たった一人、足を組み続けることになります。仮に何か思いついたとしても、それを行うことはできません。そこから立ち去ることもできません。
誰もが45分間の間我慢して、ただ坐り続けなければならないのです。
なぜ「このようなこと」が宗門において最重要視されているのでしょうか。
ところで、1年は365日間です。その中には「春/夏/秋/冬」。つまり四季の巡りがあります。
春になると桜がさき、夏になれば蝉が鳴き出します。秋は紅葉が咲き誇り、冬には雪が降り積もります。誰かの指示でそうなっているのではなく、自然とそうなっております。しかもそれが一寸も違うことなく、毎年同じように繰り返されるのです。
もしこの「理」が崩れれば、世界は存在しません。
しかしちゃんと来年になれば春が来て、また夏が来ます。いつも平常無事。何も心配することはありません。
いきなり地震に見舞われてしまうのも、日を追うごとに白髪が増え、顔の皺が増えるのも、あるいは疲れれば横になり、眠くなれば寝てしまうのも、そうした「平常無事の世界」にいる証拠です。
真理とは何か、真実とは何か、悟りとは何か。そのようなものを常に追い求める我々ですが、その背景にはいつもただこの「平常無事の世界」が展開しております。私自身がそうなのです。
我々はただその「平常無事」に任せ切って、生かされ続ければいい、明日も生き続ければいい。
この「坐禅」はそのためにあるもので、同時に役立ってきたものだと思うのです。
所謂(いわゆる)坐禅は、習禅には非ず。唯、是れ安楽の法門なり。菩提を究尽(ぐうじん)するの修證(しゅしょう)なり。
これは曹洞宗の開祖様である道元禅師がおしるしになった『普勧坐禅儀』という書物に出てくる一文です。
同じように坐禅が我々に本当の落ち着き、安心を与えてくれるという意味です。
高祖様はそこからさらに歩みを進め「この坐禅こそが全てのことだ」という所まで述べられております。
過去の古徳たちは皆、この坐禅をされました。この坐禅を人生の根本としたのです。今日の曹洞宗、あるいは禅宗においてもこの坐禅を「教義そのもの」としております。
目まぐるしく変わる世の中、テロや災害、詐欺、暴行。そのようなあらゆる危険が潜む近代社会において、この坐禅がもたらす意味はきっと大きいはずです。
ぜひ一度だけ、この長昌寺に坐りに来てみませんか?
長昌寺でできる坐禅
①暁天坐禅(住職の提唱/茶話会あり)
45分間の実践となりますので、本格的な参禅をしてみたい方におすすめです。

| 曜 日 | 毎週土曜日 |
| 時 間 | 午前6時〜午後8時 |
| 場 所 | 長昌寺 本堂 |
| 参加費 | 無料 |
※2026年4月現在で行っている提唱内容:永平広録
②晡時坐禅(住職の提唱/茶話会あり)
30分程度の実践で、比較的易しいプログラムです。

| 曜 日 | 毎週日曜日 |
| 時 間 | 午後16時〜午後17時 |
| 場 所 | 長昌寺 本堂 |
| 参加費 | 無料 |
※2026年4月現在で行っている提唱内容:金剛般若経
坐禅会の注意事項
- いずれも申し込みは不要です。費用も無料です。
- 当日はお時間に間に合うようにお越しください。
- 準備物等はございませんが、動きやすい、ゆったりとした服装をおすすめ致します。
- 本堂正面よりお入りください。
- 坐禅は裸足で行います。本堂に入った後は、左手に荷物置き場がありますので、そちらに各々お脱ぎになった靴下や、お荷物を置いてください。
- どちらも茶話会がございますが、強制ではありません。こちらには出席せずに帰ることも可能です。土日のおくつろぎの時間となりますので、ご遠慮なさらないようにしてください。
- 初めてご参加される方は、15分くらい前にお越しください。雲水が坐禅作法を優しくお教えいたします。不安な場合は、あらかじめお電話でご連絡いただいても結構です。
- 椅子に座りながら行う「椅子坐禅」も可能です。
- 特に土曜日は、朝早い開始時間となります。緊急時は坐禅会に遅れてしまっても問題ございません。くれぐれも交通事故に気をつけてお越しください。
※団体でお越しになりたいや、会社の体験プログラムで利用してみたいといった場合も大歓迎です!以前もそのような事例はございました。
その他ご不明な点はお気軽にお問合せください!
TEL : 0284-73-0751|FAX : 0284-73-0752
