文 化 財 等

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大般若波羅蜜多経(足利市重要文化財)

大 般 若 波 羅 蜜 多 経

観音堂には大般若波羅蜜多経600巻が6箇の箱に入れておさめられております。

延宝4年(1676年)印刷とありますから約300年前のもので、昭和20年頃までは毎年この大般若経の入った箱を村人が担いで、村内各家を廻り住職がお経を転読して、無病息災、家内安全を祈願しておりました。この大般若波羅蜜多経は、昭和55年3月22日足利市文化財保護条例により、足利市重要文化財として指定されました。

 

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開山袈裟掛けの松(足利市天然記念物)

開 山 袈 裟 掛 け の 松


ご開山様がお袈裟を掛けたと伝えられている『開山袈裟掛けの松』が中庭にあります。平成7年12月19日には足利市の天然記念物に指定されました。

樹高  約7.0m  目通り   1.46m

本堂に向かって右側の植えこみに立っています。幹は地上2.4mで北東に曲がって水平にのび、2.5mの所で枯損のため切落したあとがあります。その内部は空洞化していたので、セメントで埋め支柱を立てて保護しています。

現在の主幹はそこからほぼ直上して数本の枝を分け、主な枝は南東に4.2m、北東に3.5mのびています。枝ぶりなどからかなりの古木ですが、樹皮も葉色もよく、良く手入れされてきたことがわかります。

伝承では「開山袈裟掛の松」と呼び、開山の文龍大和尚は天文(てんぶん)13年(1544)没とされ、その当時植えられたものであれば樹齢も約500年となりますが、文書等の記録では少なくとも200年はこえるものと思われます。

 

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地蔵十王絵図